瑪瑙の庭

web物書き、大久保珠恵(おおくぼたまえ)の創作ブログです。主に自作小説のことを書いています。

「神魔部隊Oracle 彼女の願い」公開中 monogatary.com

 こんにちは。

 

「神魔部隊Oracle」シリーズ最新話「神魔部隊Oracle 彼女の願い」を公開いたしました!!

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 お題は「『ちょっと抱きしめてもらっていいですか?』で始まる物語」です。

「ちょっと抱きしめてもらっていいですか?」で始まる物語|お題詳細 - monogatary.com

 

 かつて、キリスト教原理主義の狂人に殺害された、穏健な牧師と信者たちを追悼する集会に、突如魔人の一団が襲い掛かった。

 彼らは、今アメリカの影の社会で問題になっている「過激派の天使が狂信者に血を与えることによって作り出す魔人」という存在であった。

 彼らの凶行を止めたのは、D9はじめダイモン、メフィストフェレス、ムーンベルの四人組。

 数人の怪我人は出たものの、人間の死者を出すことなく、魔人どもは鎮圧される。

 しかし、幼い子供が怪我をしたことに動揺し、D9はチームメイトであり恋人であるダイモンに願う。

「抱きしめて」

 彼女が願ったこと。

 それは、もっと神魔の力を使いこなし、わずかの犠牲も出さずに事態を鎮められるようになることだった。

 

「ちょっと抱きしめてもらっていいですか」というお題で「神魔部隊Oracle」シリーズ、ということを考えた時に、まだこういう荒事に慣れない――ほんの少し前まで一般人だった――D9が、事件の犠牲者に動揺する、ということが浮かびました。

 それで、恋人のダイモンに「抱きしめて」という流れですね。

 D9って一見こなれてますけど、ほんの少し前まで日本人の一般人、本物の銃とか見たことなかったっていう、本当に普通の人ですからね。

 いきなりアメリカの過酷な「影の現実」に巻き込まれてあわあわしてるのが実際だったりします。

 

 アメリカって、なんでこんなに(霊的に)物騒なのかって言いますと、原因はいくつか考えられます。

 

1)元々アメリカにいる性質の良くない神魔が、割と狂暴(モスマンなど)。

2)人間といっしょに様々な国や地域の神魔も移民してきて、軋轢が起きやすい。

3)神魔の最大派閥であるヘブライ系の神魔の中には悪魔もおり、彼らを崇拝する人間もそれなりの数いる。

4)最大の勢力を誇るヘブライ系の天使たちの中には、原理主義的に先鋭化した一派が存在する。

 

 といったところですかね。

 悪魔が敵にも味方にもなりうるというのはおわかりいただけたと思いますが(メフィストフェレスとか)、天使の中にも味方ばかりか敵に回る厄介な奴がいる、という事実があります。

 今後機会があれば、悪魔が起こす騒動も、天使が起こす騒動も、書いていきたいですね。