瑪瑙の庭

web物書き、大久保珠恵(おおくぼたまえ)の創作ブログです。主に自作小説のことを書いています。

「つつほ町奇譚」 monogatary.com

 こんにちは。

 

 monogatary.comで、お題「自分の地図にだけ知らない街が載っている」に投稿しました。

 

「つつほ町奇譚」

monogatary.com

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 ごく普通の女性、蓮(れん)のひいおばあちゃんが、九十二歳という大往生で亡くなった。

 彼女の遺品を整理して「形見分け」などもしていると、色々ある中から、蓮の目に、古い地図が目に付く。

 蓮はなんだか気になって、その古い地図を形見として受け取る。

 どうも住んでいる町の近隣の地図らしいのだが、彼女はその地図を手に、古い町並みと今の街並みを比べる街歩きに出る。

 と、ある場所に「つつほ町」という、見慣れぬ町名が見えたのだが……?

 

 さて、このつつほ町、不思議な町です。

 私の好みの町ですから、住んでいるのは、人間ではなく……?

 といったところなのですが、その先は是非本編を。

 

 真夜中テンションで一気に書き上げた小説ですが、割と好みにできました。

 古い町並みは風情がありますよね。

 表紙も割とお気に入り。

 

 さて、主人公の「蓮」ちゃんですが、実はちょっとしたこだわりがある名前なんです。

 彼女に不思議な地図を譲ることになるひいおばあちゃんですが、庭いじりが趣味で、彼女の家には沢山の花木がある、という設定なんですよね。

 で、蓮ちゃんと妹の菊花ちゃんという子がいるのですが、この姉妹、ひいおばあちゃんが庭で育てている花から名前をもらったという由来があるのです。

 

「蓮」ちゃんは、いわゆる水に浮かんだあの蓮ではなく、春に咲く「木蓮」(モクレン)から名前をもらいました。

 多分、モクレンが咲くくらいの時期に生まれたのでしょう。

 

 妹の菊花ちゃんは、文字通り秋の生まれで菊の花が豊富に咲き乱れる頃に生まれたのですね。

 

 さりげないこだわりの裏設定ですが、割とこういう細かいところにこだわると、物語に血が通う気がします。