瑪瑙の庭

web物書き、大久保珠恵(おおくぼたまえ)の創作ブログです。主に自作小説のことを書いています。

新作異世界ファンタジー「世界は骰子と遊戯盤」連載開始!!

 こんばんは。

 

 新作の異世界ファンタジー「世界は骰子(ダイス)と遊戯盤」の連載を開始いたしました!!

kakuyomu.jp

 

 さて、カクヨムの連載では初、そして私個人としても小学生の時以来ン十年ぶりの異世界ファンタジー作品になります!!

 

 さて、物語の舞台は「神々の遊戯場」と呼ばれる異世界。

 モチーフはTRPG

 世界には魔法とモンスターが存在します。

 至高神にして遊戯神ピリエミニエの下に、彼女を補佐する神が六柱存在します。

 星宝神オルストゥーラ。

 世界龍バイドレル。

 世界精霊フサシェリエ。

 獣王神イティリケルリテ。

 創造神ビナトヒラート。

 流転の神アーティニフル。

 これら六柱の神を、「六大神」と呼びます。

 彼らが、「世界を豊かにより良いものにするというゲーム」を行っているのが、この世界です。

 それぞれ六柱の神には、そのゲームの手駒とするため、また自分たちを崇めさせるための、知恵ある種族を創造することが許されていました。

 星宝神オルストゥーラは、魔力と智恵に優れた「霊宝族」を。

 世界龍バイドレルは、戦いの力に秀でた「龍震族」を。

 世界精霊フサシェリエは、自然の諸力を司る「妖精族」を。

 獣王神イティニケルリテは、生命力を司る「獣佳族」を。

 創造神ビナトヒラートは、創造と変容を司る「蛇魅族」を。

 流転の神アーティニフルは、千変万化し続ける「人間族」を。

 それぞれ、手駒として創造したのです。

 この六種族を「神聖六種族」といいます。

 六柱の神々は、至高神にして遊戯神ピリエミリエの指示のもと、それらの種族を地に放ち、世界を豊かにするゲームを始めました。

 こうしてゲームの舞台になる「神々の遊戯場」は豊かになっていきました。

 

 しかし、そのバランスが崩れたのは数千年前。

 魔力と知力でこの世界の覇者となった霊宝族と、それ以外の種族の間に格差が開き、亀裂が入っていきました。

 神々の手駒である神聖六種族の間の亀裂は、すなわち六大神の間の亀裂でもあります。

 神々も、人類も、どんどん仲が険悪になっていきました。

 

 ついに、人間族の者を中心に、五種族が霊宝族に対し反旗を翻し、戦争が始まりました。

 この戦いは、後に「大戦」と呼ばれることになります。

 物語開始の3000年ほど前のことです。

 凄惨な戦いは長く続きました。

 ついに、霊宝族は本拠である魔法大陸ウーズルを失い、敗北。

 浮遊群島メイダルに本拠を移し、地上から去っていきました。

 

 快哉を叫んだ五種族でしたが、しかし、その勝利も束の間でした。

 地上には、人類種族の居住に好適の地に、多く霊宝族の植民都市が築かれていました。その中心となる遺跡には人工知能が搭載され、管理能力が存在したのです。

 そして、遺跡の人工知能は、最後に主である霊宝族から命じられた内容を、彼らが地上から去った後も律儀に実行し続けたのです。

 すなわち、「霊宝族以外の種族を、遺跡や遺跡の周辺に近づけるな」という命令を。

 遺跡には、戦闘機械である「機獣」と、戦闘的魔法生物である「古魔獣」を生み出す機能が搭載されています。

 これは本来、遺跡やその周辺都市の防衛及び治安維持のための機能でしたが、大戦中からその後には、その矛先は霊宝族と敵対した五種族全てに向かいました。

 

 こうして、地上の覇権を握ったと思われていた五種族は、居住好適地から追い払われ、残った数少ない遺跡のない土地を奪い合うようになりました。

 かつては打倒霊宝族の旗印のもとに団結していた彼らも、自分たちの生活のためにかつての味方と醜い争いを繰り返すようになってしまったのです。

 これに加えて、かつて彼らが霊宝族から奪った魔導具の問題が持ち上がりました。

 霊宝族特有の高い魔力と技術を元に作られる魔導具でしたが、それには戦い敗れて逝った霊宝族の恨みと呪いが乗り移りました。

 これを所持して生活を成り立たせていた五種族は、呪いに蝕まれてやむを得ずそれらを廃棄。

 彼らの文明レベルはそのことによって、古代どころか原始時代に近いところまで低下してしまいました。

「神々の遊戯場」は、霊宝族の住む特殊な地域「浮遊群島メイダル」を除いて、また振り出しに戻ってしまったのです。

 

 この時代から3000年の後。

 一人の霊宝族の乙女が、メイダルから地上に向けて、単身降りてきました。

「全知の石板」。

 地上の遺跡のいずれかに置き去られたという伝説のある、全てを見通す力を与えるという神秘の石板。

 司祭の家系に連なる彼女は、神託により、これを探す旅に出たのです。

 彼女が選ばれたのには、司祭家の出以外にも訳がありました。

 それは、彼女が旅の途中で「偶然」出会うことになる、他の種族の英雄たちにしても、同じことでした……

 

 彼らは、六大神に特に選ばれた英雄だったのです。

 彼らに託されたこの世界の運命とは……?

 

 さて、こういう世界観で始まる「世界は骰子と遊戯盤」。

 もし覗いていただけたら幸いです。

 感想や質問等、大歓迎ですよ~(/・ω・)/