瑪瑙の庭

web物書き、大久保珠恵(おおくぼたまえ)の創作ブログです。主に自作小説のことを書いています。

コズミックラブストーリー「夢幻女神と神使契約!!」について

 さて、新作「夢幻女神と神使契約!!」についてのあれこれを。

 

 こちらは、カテゴリーとしてはSFになります。

 カクヨムデビュー作以来のSFもの。

 一応、タグには「伝奇SF」と表記してあります。

 霊的現象を科学的に解説する、といった体裁のSFですかね。

 

「夢幻女神と神使契約!!」

kakuyomu.jp

 

 さて、こちらの主人公は、一言で申し上げて「邪神」です。

 そう、邪悪な神、というアレ、邪神です。

 この宇宙まるごと喰らい尽くそうと、自分の率いる宇宙ごと侵攻してきた――という、かなりトンデモナイお方です。

 そのお名前は、希亜世羅(きあせら)。

 人間の少女(高校一年生)を装っている時の名前は、祝梯妙羽(いわはしたえは)。

 

 さて、こんなとんでもない設定の主人公で、どうやってラブストーリーにするねん、というお話ですが、まあ、彼女を邪神と知って(その実力は見間違えてたのですが)ちょっかいをかけてくる少年がいましてね。

 

 彼の名前は、設楽冴(したらさえる)。

 代々、退魔師の家系に生まれつき、魔物と戦うために、幼い頃からかなりの厳しい訓練をしてきた(術師としての訓練だけでなく、戦闘そのものの訓練も)という、古武士系と言いたくなるような少年です。

 彼は、二柱の式神を引き連れて希亜世羅に挑みます。

 ま、いきなり喧嘩を売って来たのではなくて、最初はごく普通に、転校生として彼女に近づいてきたんですね。

 校舎を案内してもらったり、幽霊話のある旧校舎に連れて行ってもらったり。

 そんな中、彼は本当の目的をさらけ出します。

「その真の名を告げ、俺に従え」

 

 まあその。

 結果は、惨敗でしたが。

 

 しかし、それをきっかけにして、ある出来事が……

 冴の身にとんでもないことが!?

 

 こんなお話ですが、いかがでしょう。

 夢幻女神というのは、希亜世羅のこと。

 さて、神使というのは!?

 

 えーと。

 女神様です。

 身分差恋愛みたいな。

 もう、分かってしまったかな?

 

 さて、この世界を詳しく解説いたしますと、現在の地球人類の科学力では観測すらできない霊的素粒子「霊子(れいし)」というのが存在します。

 この霊子は、生き物や自然環境から自然に発生します。

 特に人間には豊富です。

 この霊子はほかの素粒子と違って「観測する」という行為ではなく、「かくあるべしと意思すること」によって、波動関数が収束し、作用します。

 この霊子はほかの素粒子、陽子、中性子、電子といったものと結合することにより、物質を自在に操るという特性を持っています。

 どういう結果をもたらすかは、「かくあるべしという意思」の内容によって決定します。

 例えば、何もないところに物理現象である炎を起こすことだって可能である訳です。「炎がそこに燃え上がる」と意思すればいい訳です。

 しかし、こういう性質を持つ霊子などというものが存在するからといって、誰でも魔法使いになれる訳ではありません。

 霊子の波動関数が収束する条件、「かくあるべしという意思」については、厳密な思念の波動のレンジが定められておりまして、ここに「意思」をチューニングできない限りは、この霊子の作用を操ることはできない。

 つまり、少なくとも我々の住むこの宇宙においては、「魔法使いになること」は極めて難しいことで、我らのような地球人類の基準では、一生涯を修行に費やしてどうにかなるかならないか、というくらいである訳です。

 

 その一方で、希亜世羅の率いてきた「宇宙」は違います。

 我らの宇宙とは違う混沌、違う真空に生まれたという宇宙は、「夢子(むし)」と「魔子(まし)」という素粒子にって構成されています。

 夢子の周囲に魔子が付属することで、それがどんなものかが決まる世界。

 この夢子は、この宇宙を司る女神・希亜世羅の意思の断片そのもので、それを実行するべく魔子を引き寄せる。

 魔子は霊子と互換性のある霊的素粒子で、この宇宙は「かくあるべし」という思念に従って自在に霊的現象を引き起こせる宇宙な訳です。

 もう一つ共鳴子という素粒子も存在しますが、どれも希亜世羅のワガママを叶える素粒子☆(キュピーン という訳でして。

 ワガママついでに食い尽くせそうなほかのマルチバースに進出してみました、という訳ですね。

 えらい迷惑ですッ!!!!!

 

 こんな女神様が支配する宇宙に、武士系少年連れてこられてらぶらぶだ!?

 さて、この宇宙でどんな冒険が……

 

 というところで次回につつく……ん?