瑪瑙の庭

web物書き、大久保珠恵(おおくぼたまえ)の創作ブログです。主に自作小説のことを書いています。

「あやし皇子乱戦記」ご紹介

こんにちは。

 

引き続き、「漫画原作コンテスト」

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応募作第二弾、

「あやし皇子乱戦記」

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のご紹介を。

 

「あやし皇子」こと神楽森紫王(かぐらもりしおう)は、かつて弘法大師空海にも仕えたことのあると言われる阿修羅の勇士・陀牟羅婆那(ダムラバナ)と、聖地である神楽森山を守る伝説の大妖怪・天椿姫(あまつばきひめ)との間に生まれた、妖怪の中でもサラブレッドというべき存在です。

たくましい体に六臂を持ち、全身を紫の星のような光に覆われ、額に紫色の金剛石を戴いています。出で立ちは、父親と同じく、古代インドの戦士のようなそれ。

なかなか芸術的ですね。

 

しかし、父親との実力差、そして彼の厳しすぎる教育方針に根深い反発を抱き、すっかりグレてしまっています。

地元の名門校の制服を着崩し、シルバーアクセサリーをジャラジャラ着け、髪は紫に、目には金色のコンタクトを入れてえらく怖いナリをしています(実は、髪と目の色は、妖怪としての元の色なのですが)。

ほぼ毎日ケンカに明け暮れていますが、まあ、戦闘型の大物妖怪の息子なんで、どうやっても人間ごときに負ける訳がないですよね。むしろ、殺さないように手加減するのが大変なくらいで。

 

そんな日々の中、紫王は偶然、一人の人間の少女と知り合います。

襲われてあわやというところを救った彼女の名前は、久慈瑠璃(くじるり)。

紫王のクラスメイトで、大人しい優等生でした。

実は地味にしてはいますが、瑠璃はかなりの美少女です。

彫りの深い華やかな目鼻立ち、天然の豪奢な巻き毛、そしてグラマラスな体つき。

こんな美少女が眼鏡の地味優等生なのですから、グッときませんか。

紫王でなくとも、ちょっと服買ってやるから着替えてみな……て思いませんか(変態)。

 

しかし、瑠璃の身の上に悲劇が起きます。

やさぐれ者たちに山中に連れ去られ、逃げ回るうちに崖から足を踏み外して転落、瀕死の重傷を負います。

そこに通りかかった紫王は、両親を呼び出し、母である大妖怪・天椿姫に、「瑠璃に妖魔転生法(ようまてんせいほう)を使ってくれ」と要請します。

 

「妖魔転生法」とは、その名の通り、妖怪でない生き物を妖怪に転生させる術です。

その生き物は、持っている魂の波長に見合った性質の妖怪に転生します。

魂が高貴で美しければ、格の高い(大体の場合、外見も美しい)妖怪に。

逆に魂が卑しくて歪んでいたら、格の低い(大体の場合、外見も気持ち悪い)妖怪に。

 

瑠璃が転生した妖怪は、「神虫(しんちゅう)」。

邪悪を退ける力を持ち、悪鬼を朝に三千、夕に三百平らげるという、強力な妖怪です。

実際の画像はこちら

www.narahaku.go.jp

「あやし皇子乱戦記」の世界では、三千世界の全てを巡っても数匹しか存在せず、非常に格の高い妖怪という設定になっています。

問答無用で魔を退ける神聖な妖力、そして、癒しと毒を同時に司る生命の力を併せ持っているのです。

瑠璃の場合、美少女の肉体に、赤虹色と黄金の蝉に似た翅、マジョーラカラーの甲殻に覆われた、蠍のような尾。額からこめかみにかけて小ぶりな螺旋角が六本、髪と目は尾と同じ虹色……という、なかなか私の趣味丸出しの姿になっております。

虫系美少女。妖精でない、妖怪ぽい虫系美少女がイイ!!!(力説

ちなみに、衣装はグラビアみたいなセクシー特殊部隊なギリギリホットパンツ。

イケますね(なにが

 

晴れて人間から妖怪になった瑠璃。

実は、紫王は瑠璃を妖怪として転生させるに当たって、「こいつは俺の嫁にする!!」と宣言していました。

かくして、あれよという間に、紫王と瑠璃は婚約成立、付き合い始めます(しかし、告白を通り越してプロポーズって凄いです。昔の貴族か? 戦国武将か??)

 

楽しい日々がやってきた――と思いきや、トラブルは忍び寄っていました。

紫王たちの周りに出没する、何者かの式鬼(しき)。

かつて何度も紫王の両親と戦ったことのある邪悪な妖術師・霊泉居士(れいせんこじ)が、瑠璃の神聖さと生命を司る妖力に目を付け、彼女を我が物にしようとしていたのです。

 

霊泉居士は、かつて皇位争いに敗れた人間の皇族であり、表の政争ではなく、裏の妖術で現世の王になろうとした危険人物です。

千年ほど前の人物なのですが、死ぬ度に何度でも転生して、永遠の時を生きています。

紫王の両親でも、その転生を止める術はなく、現世で何かしでかそうとするたびに倒してきたのですが。

 

霊泉居士の術中にはまった紫王は、瑠璃をむざむざさらわれてしまいます。

同時に、紫王たちの住む神代(かみしろ)の地にも、霊泉居士の配下である妖怪軍団が迫っていました。

紫王は一体どうするのでしょう……

 

というところまで、連載が進んでいます。

紫王の地下ダンジョンアタックが見られるかも?