瑪瑙の庭

web物書き、大久保珠恵(おおくぼたまえ)の創作ブログです。主に自作小説のことを書いています。

自作のキャラのアイコンが欲しい方におすすめのサービス!!

 こんばんは。

 

 こちらのブログアカウントで使用しているアイコンを、こちらのサービスで作成していただきました。出来に大満足です。

 妖怪美少女、神虫娘、久慈瑠璃ちゃん。

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アイコン作成します!  

 鞍本さんと仰る方にお願いいたしました!!

 特に女性のイラストが魅力的な絵師様です。

 値段も、このレベルでこの金額で良いのか悩む、1000円(税込み1080円)。

 対応も丁寧でおすすめです。

 皆様もオリジナルアイコンが欲しくなられたら、是非こちらのサービスをご検討下さい。

 

 ちなみに、アイコンのモデル、神虫娘の瑠璃ちゃんが登場する拙作は

kakuyomu.jp

 

 自作のキャラクターのアイコンが欲しい物書きさんにおすすめ!!

「磐梯山怪奇事始」:「あなたの街の物語コンテスト」応募作

 こんにちは。

 

 さて、先ごろ開催が発表されました「あなたの街の物語コンテスト」に応募する小説について少し解説してみようかなと思っております。

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 さて、私の応募作第一弾は、ホラーになります。

 地元である福島県会津地方の伝説を題材に、伝奇ホラーテイストのお話に仕立ててあります。

 ただし、主人公となる人物は、南部藩(現在の岩手県北部~青森県下北半島にかけて)の方ということを、お断りしておきます。

磐梯山怪奇事始」

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 天明二年(1782年)。

 東北一帯で続いた不気味な子供の神隠し事件の犯人は、会津藩磐梯山に住まう怪物の仕業だということが突き止められた。

 被害を受けていた南部藩からも討伐隊が結成され、磐梯山へ遠征しての山狩りが決行された。

 その中に、鉄砲の名人である浪人、松前三平の姿もあったのだった……

 

 さて、この怪物の不気味なところは、

「色んな動物に少しずつ似ているけれど、全体としてはどんな動物にも似ていない」

 という奇怪な見た目もさることながら、

「鉄砲の達人以外の銃弾は全て跳ね返してしまう」

 という、原理不明の厄介な特質を持っていることでしょうかね。

 

 どんな怪物だったのか、具体的に知りたい方はこちらの記事P155を。

books.google.co.jp

 

 さて、この気味の悪い伝説を元に、ホラー小説として色々と脚色したのが拙作「磐梯山怪奇事始(いわはしやまかいきことはじめ)」となります。

磐梯山怪奇事始(大久保珠恵) - カクヨム

 

 南部藩浪人・松前三平は、自身も「磐梯山の怪物」に我が子を殺された一人。

 彼は家伝の大筒を携えて、会津藩磐梯山麓に乗り込むが……

 

 話は土地の古老から、三平が「怪物」の話を聞かされる、といった体で進みます。

 のどかな田園風景を守るかのような磐梯山(ばんだいさん)は、かつては「いわはしやま」と呼ばれており、文字通り「天に繋がる磐(いわ)のはしご」という意味を持つ霊山である。

 その聖なる山から、何百年かごとに、凶暴な怪物が降りてきて下界を襲う。

 その怪物に名はなく、「化け物」「怪物」とだけ地元では呼びならわされていること。

 そして飛び道具で仕留めることが慣例だが、その飛び道具も、何故か並の腕前の者のそれでは駄目で、名人の矢もしくは弾丸でないと通じないという奇妙な性質があること。

 

 これらの話を元に、三平は怪物を一人で退治することを決意しますが……

 その最中に彼が気付いてしまった、怪物の正体。

 

 言葉に厳密に当たられる方の中には、何故「事始」という題名か不審に思われる方もいらっしゃるかと思います。

 普通「怪奇譚」とか「怪奇録」とかじゃない? と。

 お読みいただければお分かりですが、「この怪物は退治されても何百年ごとにまた磐梯山から現れる」という設定を付けてあります(こちらは私の創作です)。

 つまり、「この事件」が最後の怪物出現ではない、まだほんの始まりだよ、という意味なんですね。

 何百年かに一度。

 この小説の事件の起こったのが1782年。

 今は2016年。

 およそ230年ほど経過しています。

「何百年かごと」の周期には、ちょうどいいと思われませんか?

 そろそろ、またあの「怪物」が姿を現すかも知れない……

 

 はたして現代に「松前三平」は存在するのでしょうか。

 現在の技術でこの怪物に対抗するなら、自衛隊アサルトライフルかSATのスナイパーライフルか……?

 さて……?

 

 といったところまで想像していただけたら、と思いまして、不気味な余韻を残す終わり方を採用しております。

 いやあ、地元の知ってる場所をホラーにすると、怖さ倍増な気がしますね!!

 私は今物凄く怖い!!(満面の笑顔)

コズミックラブストーリー「夢幻女神と神使契約!!」について

 さて、新作「夢幻女神と神使契約!!」についてのあれこれを。

 

 こちらは、カテゴリーとしてはSFになります。

 カクヨムデビュー作以来のSFもの。

 一応、タグには「伝奇SF」と表記してあります。

 霊的現象を科学的に解説する、といった体裁のSFですかね。

 

「夢幻女神と神使契約!!」

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 さて、こちらの主人公は、一言で申し上げて「邪神」です。

 そう、邪悪な神、というアレ、邪神です。

 この宇宙まるごと喰らい尽くそうと、自分の率いる宇宙ごと侵攻してきた――という、かなりトンデモナイお方です。

 そのお名前は、希亜世羅(きあせら)。

 人間の少女(高校一年生)を装っている時の名前は、祝梯妙羽(いわはしたえは)。

 

 さて、こんなとんでもない設定の主人公で、どうやってラブストーリーにするねん、というお話ですが、まあ、彼女を邪神と知って(その実力は見間違えてたのですが)ちょっかいをかけてくる少年がいましてね。

 

 彼の名前は、設楽冴(したらさえる)。

 代々、退魔師の家系に生まれつき、魔物と戦うために、幼い頃からかなりの厳しい訓練をしてきた(術師としての訓練だけでなく、戦闘そのものの訓練も)という、古武士系と言いたくなるような少年です。

 彼は、二柱の式神を引き連れて希亜世羅に挑みます。

 ま、いきなり喧嘩を売って来たのではなくて、最初はごく普通に、転校生として彼女に近づいてきたんですね。

 校舎を案内してもらったり、幽霊話のある旧校舎に連れて行ってもらったり。

 そんな中、彼は本当の目的をさらけ出します。

「その真の名を告げ、俺に従え」

 

 まあその。

 結果は、惨敗でしたが。

 

 しかし、それをきっかけにして、ある出来事が……

 冴の身にとんでもないことが!?

 

 こんなお話ですが、いかがでしょう。

 夢幻女神というのは、希亜世羅のこと。

 さて、神使というのは!?

 

 えーと。

 女神様です。

 身分差恋愛みたいな。

 もう、分かってしまったかな?

 

 さて、この世界を詳しく解説いたしますと、現在の地球人類の科学力では観測すらできない霊的素粒子「霊子(れいし)」というのが存在します。

 この霊子は、生き物や自然環境から自然に発生します。

 特に人間には豊富です。

 この霊子はほかの素粒子と違って「観測する」という行為ではなく、「かくあるべしと意思すること」によって、波動関数が収束し、作用します。

 この霊子はほかの素粒子、陽子、中性子、電子といったものと結合することにより、物質を自在に操るという特性を持っています。

 どういう結果をもたらすかは、「かくあるべしという意思」の内容によって決定します。

 例えば、何もないところに物理現象である炎を起こすことだって可能である訳です。「炎がそこに燃え上がる」と意思すればいい訳です。

 しかし、こういう性質を持つ霊子などというものが存在するからといって、誰でも魔法使いになれる訳ではありません。

 霊子の波動関数が収束する条件、「かくあるべしという意思」については、厳密な思念の波動のレンジが定められておりまして、ここに「意思」をチューニングできない限りは、この霊子の作用を操ることはできない。

 つまり、少なくとも我々の住むこの宇宙においては、「魔法使いになること」は極めて難しいことで、我らのような地球人類の基準では、一生涯を修行に費やしてどうにかなるかならないか、というくらいである訳です。

 

 その一方で、希亜世羅の率いてきた「宇宙」は違います。

 我らの宇宙とは違う混沌、違う真空に生まれたという宇宙は、「夢子(むし)」と「魔子(まし)」という素粒子にって構成されています。

 夢子の周囲に魔子が付属することで、それがどんなものかが決まる世界。

 この夢子は、この宇宙を司る女神・希亜世羅の意思の断片そのもので、それを実行するべく魔子を引き寄せる。

 魔子は霊子と互換性のある霊的素粒子で、この宇宙は「かくあるべし」という思念に従って自在に霊的現象を引き起こせる宇宙な訳です。

 もう一つ共鳴子という素粒子も存在しますが、どれも希亜世羅のワガママを叶える素粒子☆(キュピーン という訳でして。

 ワガママついでに食い尽くせそうなほかのマルチバースに進出してみました、という訳ですね。

 えらい迷惑ですッ!!!!!

 

 こんな女神様が支配する宇宙に、武士系少年連れてこられてらぶらぶだ!?

 さて、この宇宙でどんな冒険が……

 

 というところで次回につつく……ん?

グリムノーツ二次創作「彷徨える龍姫」ご紹介

 こんばんは。

 

 さて、「カクヨム

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で開催されている、

「ゲームシナリオコンテスト」

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に応募したグリムノーツ二次創作作品「彷徨える龍姫」

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についての裏話的なあれこれをお送りしたいと思います。

 

 ちなみに、グリムノーツの公式サイトはこちら。

 かわいいツイッター用アイコンなどもダウンロードできてお勧めです。

www.grimmsnotes.jp

 

 

 さて、

彷徨える龍姫(大久保珠恵) - カクヨム

は、桃太郎の想区でのお話になります。

 人間と鬼が果てしない闘争を続けるこの想区で、人間の領域と鬼ヶ島の間を隔てる海の底に、ある時、龍の娘が住み着きました。

 時を同じくして、ヴィランが再び出現し始めます。

 久しぶりにこの想区へとやってきたタオファミリーは、ヴィランに襲われて危ういところだった桃太郎を助け、新たに出現したはずのカオステラーを探すことになりますが……?

 露骨に怪しい龍神娘、それともそう見せかけて、カオステラーは鬼か人間か、どちらかの陣営にいるのか……?

 この作品では新しいヒーローのタイプである「モンスターヒーロー」(要するに、キマイラだのヤマタノオロチだの、人間型ではないヒーローの総称)を提唱し、新しい紋章のタイプとして黒い「アビスの紋章」という紋章を持つキャラクターを出演させています。

 

 さて、ここまでは実際に応募に至った作品のお話でした。

 実は、シナリオコンテストの詳細が発表される前、「グリムノーツでシナリオコンテストが開催される」という断片的な情報しかない状態で、何となく組み上げていたプロットがあるのです。

 それが、この作品「彷徨える龍姫」の前身になったプロットなのですが……

 せっかくなので、公開してみたいと思います。

 

 

「三つの湖の物語」

 さて、こちらのプロットでは、舞台は「三つの湖の想区」という特殊な想区になっていました。

 その元ネタはこちら

「秋田龍神伝説」

秋田龍神伝説.三湖物語。十和田湖、田沢湖、八郎潟(八郎太郎,辰子姫,南祖坊の伝説)

秋田を代表する三つの湖と、それぞれそこのヌシだと言われている龍神にまつわる伝承ですね。

 龍神好き、東北地方在住としては見逃せない伝説で、グリムノーツのシナリオコンテストがあると聞いた時から、絶対この伝説を元ネタにした小説で応募しようと思ったんですよね。

 

「三つの湖の想区」では、この秋田県をモデルに、それぞれ十和田湖八郎潟田沢湖に相当する、一の湖、二の湖、三の湖というのが存在する、という設定でした。

 それぞれ龍神のヌシがいて、一の湖に南祖坊、二の湖に八郎、三の湖に辰子、という龍神が住んでいる、という舞台だったのです。

 オリジナルキャラクターとしてこの南祖坊、八郎、辰子の三柱の龍神+八郎と辰子の間に生まれた陽波(ひなみ)という龍神娘を登場させる予定でした。

 

 オリジナルキャラクターは一人までという規定のあるコンテスト応募作の方では、舞台を桃太郎の想区に変え、この陽波だけを抜き出してオリキャラとして登場させたのですね。

 

 さて、この三つの湖の想区では、カオステラーが出現し、ヴィランが想区の住人たちや龍神たちにまで攻撃を仕掛けている、という舞台設定でした。

 偶然調律の巫女一行と出会った、一番若い龍神である陽波が、彼らと協力してカオステラーを探し出す、というストーリーだったのですね。

 

 上の三湖伝説のページをお読みいただければお分かりかと思いますが、南祖坊が八郎からもともとの住処を奪ったり、南祖坊が辰子を横恋慕したりといったこともありまして、龍神同士の関係は必ずしも良好とは言い難いものだったのです。

 そんな中で、誰がカオステラーなのか? ということを追求していくお話だったのですね。

 

 主人公たちと同行することになる陽波は、主人公たちと同様、「空白の書」の持ち主で、彼女の両親、八郎と辰子は、そのことを南祖坊始め周囲に必死に隠している……という設定だったのです。

 同時に人間たちからは、龍神たちは守り神であり、絶対の存在とされている、ということにしていました。

 誰か人間たちの信仰心を悪用しようと思えば、簡単に悪用できる状態で、実際にそれぞれの龍神を奉じる人間たちの間で不穏な空気が漂っている……というような感じでしたね。

 

 最終的に、カオステラーにされていた南祖坊と決戦の末倒す……というところまでは、大まかに決まっていました。

 

 上の要素を全部取り上げると、五話ではきかないので、オリキャラの人数縛りがなくとも、このプロットでは応募できなかったでしょう。

 しかし、それでも陽波というキャラクターの元にはなった訳で、前もって考えておいて良かったなと、我ながらほっとしております。

 

 ゲームは引き算の美学があると聞いたことがありますが、こうして実際にシナリオ小説コンテストに応募させていただくと、確かにそういう感じだなあと実感しますね。

 ただし、前もって十分に「引き算する」余地があるだけのボリュームのものを用意しておいた方がいいのだということも、その通りだと思います。

 こちらのコンテストに入賞できるかどうかは分かりませんが、どちらにせよ、大変勉強はさせていただいたと思っています。

こんな妖怪ものTRPGあったらいいな

 さて、最近妖怪ものの小説をカクヨムで執筆している私ですが、そういうのを手掛けていると、「こういう妖怪が主役のTRPGができたらいいのに……」と思ったりします。

 過去には妖怪もののTRPGというのも存在しましたが、何せシステムが煩雑で人に勧めてもなかなか続けてもらえなかったりした訳です。

 妖怪という超常的な存在を扱うのに、某リアルを追求する汎用TRPGシステムを無理やり当てはめたが故の悲劇だったかも知れません。

 

 そこで、国産妖怪ものに相応しい、超常を表現できる、軽く楽しくわくわくするような、そんなTRPGをどこかで出してほしいなあと希望したりもする訳です。

 半分冗談半分本気ですが、どこか以下の提案を採用して妖怪ものTRPGを制作出版してくれないですかね。

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 こちらでTRPG原作小説募集などいかがでしょう?

 

 

 では、以下に妖怪ものTRPGについての提案を記載いたします。

 

1.世界観

 現実をベースにしているが、妖怪や人外が実在する。

 呼び方は妖怪でなくとも、妖怪と同じ仕組みで生まれる存在は、呼び方は変わっても妖怪と同様に扱う(モンスターやデーモン、ファントムなどと呼んでも作成の仕組みは同じ)。

 我々が認識している「現世」の他に妖怪もしくは人外が住む「魔界」というべき世界が存在し、本来「妖怪」はそこの住人である。

 また、「魔界」の他に神々の住む「神界」も存在して、神々は現世と魔界に影響を及ぼしている。

 PCになる妖怪は、何らかの理由で「現世」に居住している。

 妖怪という生き物は、この惑星そのものに宿った魂である「世界霊魂」が、各地の自然や宗教、特定の集団の集合無意識といったものに感応することによって生み出した、「超常的生命体」である。

 上のような生まれ方では親は「世界霊魂」そのものとなるが、妖怪同士や妖怪と人間、あるいは他の動物などとの間に生まれた妖怪も存在している。

 具体的なイメージは

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 もしくは

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をご参照いただきたい。

 

 

2.システム

 最大の売りは、自分で妖怪の肉体をデザインできること。

 ベースとなる形(人間型、獣型、龍型、鳥型、昆虫型など)を選ぶと、基本性能となる妖怪能力がセットされる。これを妖威(ようい)と呼ぶ。

 例えば、龍型だと空が飛べてブレスが吐けるとか、獣型だと爪と牙という攻撃部位があるとか。

 これに、更に肉体のパーツを付け足すことで、それに付随する妖威も取得していく(人間型に翼のパーツを付けて天狗にするとか、龍型に頭を沢山付けて越の八口にするとか)。

 本来の肉体にない妖威を買い足すと、ちょっと割高。

 これに加えて、肉体に左右されない純粋な術法である「妖力」も取得できる。

 

 こういうのは、昔漫画や特撮ものでキャラクターデザインに応募したことがある人はたまらないと思う(キン○マン超人募集とかに応募したことのある方とか……)。

 もちろん、現実の妖怪を参考にするのもいいし、全くオリジナル妖怪を考えてもらっても構わない。

 そのPLの創造性を最大限に活かせるように。

 愛着のある妖怪PCを、資料をいくらでも参照できる自宅で組み上げて、コンベンションなどに持っていく、なども可能に。

 

 これらは、有名どころの妖怪のセットをいくつか組み上げてにしておいて、クイックスタートができるようにしておく(天狗、妖狐、龍神、牛鬼など)。

 できればベースになる小説などで妖怪PCの見本を提示するのが望ましい。

 

 判定に使う能力値は、神道の一霊四魂をベースに、四つの能力を置く。

・荒魂(あらみたま)=戦闘や全身を使う運動に関する能力全般は、ここで判定する。筋力や敏捷力、耐久力など。

・和魂(にぎみたま)各種作業や、日常で必要とされる行動一般、他者との交流の円滑さを判定するのはここ。何かを作る時や、交渉の判定はここで行う。

・奇魂(くしみたま)=妖力など、肉体に依らない超常能力や、知能の高さはここで判定する。これが高いほど、妖力を使用するのに向いている。また、新たな妖力の「開眼」もここで判定する。

・幸魂(さちみたま)=世界霊魂との親和性、幸運と邪を退ける神聖さの能力はここで判定する。普通ならできないようなことでも、「幸運判定」などで、何故か「誰かが助けてくれたように」ことが進む、といったことを演出する時に。

 

 

 こんな感じのことを考えているのですが、どなたか拾ってくれませんかね。

 

※8月13日、用語をちょっと改定。

わらわな奥様~「あやし皇子乱戦記」の萌えキャラ語り~

 こんばんは。

 

 先日完結した現代妖怪絵巻「あやし皇子乱戦記」より、ちょっとした萌えキャラ語りを。

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 主人公・神楽森紫王(かぐらもりしおう)の母親、聖地の守護妖怪・天椿姫(あまつばきひめ)について少し。

 

 お読みいただければお分かりかと思いますが、天椿姫は一人称「わらわ」で語尾に「~じゃ」が付く、わらわ奥様です。

 立場的には、作品の舞台となる「神代市(かみしろし)」の妖怪の頂点に立つ存在で、女王様っぽい感じです。

 

 いや、私、昔からこういうキャラクターに弱いんですね。

 往年の名作ゲーム「クロノトリガー」に「ジール女王」という方が登場しましてね。

「わらわ」「~じゃ」口調で女王様、二児の母というキャラクターだったのですが、この方がツボでして。

 以後、すっかりわらわな女王様&奥様&お母様が性癖に練り込まれまして。

 

 しかしです、なかなかこういう時代がかった口調の女性キャラというのは書きづらいものでして……登場させる状況が限定されてしまう……。

 特に現代ものだと、よっぽどの理由(それこそ「あやし皇子」みたいに、何千年も前から生き続けてきた支配者的な女性妖怪というくらいの特殊な設定があるとか)が存在しない限り、まず書くのは不可能です。

 

 でも、今回、嬉しいことにピッタリ条件にハマッた立場のキャラクターを登場させられることになり、私は晴れて天椿姫を「わらわ奥様」に設定したのでした。

 

 ええと、天椿姫の能力的なモデルとしては、

長壁姫 - Wikipedia

と、

鈴鹿御前 - Wikipedia

を採用しました。

 

 長壁姫、良いですよね。

 大物妖怪ぽい匂いがぷんぷんします。大御所チックというか。

 元は山の神だったらしい、という部分も、神様スキーな私の琴線に触れますね。

 人間は表の世界の支配者でしかなくて、本当に闇の奥深く、隠された真の支配者がいる――というこの設定も、中二マインドな私のハートに突き刺さります。

 無礼を働くと情け容赦なく殺して下さるのもいい感じ。

 天椿姫も、この辺の「普段は有り難いけど、怒らせると怖い支配者」感を出すために、作中で数人祟り殺してますね。

 

 さて鈴鹿御前は、なかなかロマンチックな妖術を使う鬼女さんです。

 ひとりでに動く剣を使ったり、星を舞わせたり、空飛ぶ車に乗って空を駆けたりする妖術の大家です。

 天椿姫が星のような発光体を纏っているのは、この「星を操る術」をモデルにしたものですね。

 能力的なこと以外でも、自分を退治にきた人間の男性とのロマンスがあったり、なかなかドラマ的にも興味深いです。

 詳しくはこちら

  

 

鬼 (Truth In Fantasy)

鬼 (Truth In Fantasy)

 

 などお読みになっていただけると、なかなか面白いかと。

 

 さて、

あやし皇子乱戦記(大久保珠恵) - カクヨム

の主人公・紫王の母親である天椿姫ですが、紫王の父であり夫でもある阿修羅・陀牟羅婆那(ダムラバナ)との出会いは、四百年ほど前、江戸幕府が開府してさほど時間が経っていない頃のことでした。

 その頃、「一国一城令」が出され、一つの藩に、城は一つしか作っておいてはならぬ、という決まりが幕府によって全国に通達されたのです。

 しかし――神代市の前身、神代藩は、それに従えぬ訳がありました。

 当時の藩主が、幕府に訴えます。

 

「実は、我が藩の神楽森山にある山城・神楽森城には、強力な妖怪が住み着いております。その妖怪の祟りがあるので、どうしても城を壊せないのです」

 

 幕府としては、ああそうですかと、簡単に例外を認める訳にもいきません。今後の秩序に関わります。

 そこで駆り出されたのが、陀牟羅婆那を護法童子として使していた、当時の彼の主である高野山の高僧でした。

 かくして、陀牟羅婆那は天椿姫を倒し、神楽森城を奪還する任に向かいます。

 

 一方は、聖地を数千年に渡り守護する大妖怪。

 もう一方は、かつては弘法大師に仕えたこともあるという、格の高い阿修羅の戦士。

 

 戦いは熾烈を極めました。

 天椿姫が妖術の大家なら、陀牟羅婆那は戦いの大家です。

 一進一退の攻防が続きます。

 

 しかし、どちらも決定打を放つには至らない。

 そんな時に、ある知らせが陀牟羅婆那とその主にもたらされます。

 幕府が方針を翻し、神楽森城の存続と、天椿姫が妖怪に限定するのだったら、支配を認めるというお墨付きを発布したのです。

 

 陀牟羅婆那はそれで手を引き、去っていきます。

 二人の戦いは、これで終わったのです。

 しかし、それぞれが互いの面影を胸に秘めての別れでした。

 

 その何十年か後。

 陀牟羅婆那が、今度は単身で、天椿姫の前に現れます。

 

「私の主が死んだ。もはや、私を使役できるだけの法力を持つ者は、この宗派にはいない。そこで、神界へ帰ろうと思う。その前に、戦った中で最も強者であったそなたに、別れを告げに来たのだ」

 

 天椿姫は、喜びます。

 

「そのようなつれないことを仰るとは憎いお方。神界ではなく、わらわの城においでになるおつもりではありませぬかや?」

 

 まあ、その。

 色々ありまして(無難な表現)。

 陀牟羅婆那は天椿姫の元に留まり、二人は夫婦の契りを交わしました。

 

 この何百年か後に生まれたのが紫王ですが……

 時期的に見て、紫王に兄か姉が存在してもいいかも知れませんね。

鉱物女神の言うことは~石長姫と石についてのあれこれ~

 こんにちは。

 

 さて、こちらの記事で、私が鉱物好きだということは申し上げました。

 

tamae19.hatenablog.com

  いやぁ、石、良いですね。

 日本神話には、ネガティブな神話を持たされておられますが、何故か不思議な存在感のある、石の女神「石長姫命(いわながひめのみこと)」がいらっしゃいます。

 かの神に絡めて、石と鉱物についての語りなど、してみたいと思います。

 

 さて、石と申しましても、様々にあります。

 普通に河原で見かけるような石から、宝石質の石、希少な成分の石まで。

 石というと灰色のイメージの方が多いかと思いますが、実際には様々な色彩や質感の石があって、見ているだけで飽きませんよ。

 ただ、あんまり色がきれいな石だと宝石に分類され、庶民にはそう軽々しく手出しできないような値段設定になってしまうだけでして。

 

 ただ、今はネットで色々な石の画像を拾えるので、良い時代になりましたね。

 こんな感じのページをご覧いただけば、私が石の美しさを力説する理由がお分かりいただけるかと思います。

matome.naver.jp

 

 石、というのは、存在感があります。

 通常の「生物」とは違った「存在の分厚さ」みたいなものがありますね。

 例えば、動物だと長くて二百年くらい、植物でも数千年くらいの寿命ですが、石となると「存在している時間」が桁違いです。数億年、数十億年の世界です。

 その辺の小石にも、とてつもない時間が凝縮されている訳でして、「存在の重み」が違います。

 普通の石でもそうですが、宝石類となると、その存在の密度に「美しさ」まで乗っかるので、もう、生臭いだけの生き物風情では太刀打ちできないような気になりますね。

 

 そもそも「石」というのは、この地球という惑星の破片な訳です。

 せいぜい何十年しか生きない動物から生まれたその子供や、他の生き物にかじられればそれでお終いの種だの胞子だのから生まれる植物とは、やはり背景的にも違います。

 我々とは存在できる時間の尺度が根本的に違う訳で、石の女神・石長姫命が永遠を司る女神であるのも、当然の帰結です。

 並の生き物からすると、永遠に思える時間をかけて、石はこのような美を生み出します。

 

不思議で美しい石の図鑑

不思議で美しい石の図鑑

 

 

 日本の国歌が永遠を寿ぐ歌であるというのは、有名な話かと思います。

 古い神社には磐座(いわくら)が祀られてたりしますし、古い文献には「常盤堅磐(ときわかきわ)」という賞賛の表現が出てきたりしますしね。

 永遠を秘めた石の神秘性っていうものが好きなのは、日本人に限らず人間だったらかなりの割合でそうなのでは、と思う訳です。

 単に美しさを愛でるため、場合によっては権威を表すために、宝石なんかで身を飾ったりしますしね、人間。

 誰もが永遠の側にいたいのではないのかな、人間は。

 自分たちが儚い定命の者だと分かっているので、永遠のものを側に置いて、全てが消え去る訳ではない、ということを感じたいのは自然な感情だと思います。

 

 石以外にも、永遠を感じさせるものはいくつかあって、古代の人間にとっては「星」なんかがそうでした。古代の執念を感じるような天体観測の結果、などというものは、世界のあちこちで記録され、残されて今の我らに感銘を与えますね。

「星」の語源は「火石(ほいし)」、つまり「燃えている石」だということを聞いたことがあります。

 そういえば京都で「星」を祀る大将軍神社には、石長姫命を祀るものがあるそうですが、やはり古代の人々は「石」と「星」は結びつけていたのですかね。その辺り、壮大なロマンを感じますね。

 

 通俗的な表現として、星と宝石を結びつける言い回しがありますが、確かに星の写真を見ると万色に輝いていて、宝石と表現するのは誇張ではないと感じますね。

 天然石を扱う店舗や展示会場なんかに行きますと、その美しさ多彩さに何となく宇宙を感じてしまいますが、そういうものを感じさせてくれるのが、石の魅力でもあるかと思います。